「飽き」という感情が教えてくれる本質

自分自身を確かめるために生まれた欲は、とても力強い。

それは誰もがごく普通に抱く欲であり、誰も疑わない。その欲の追及はおそらく不毛であるにも関わらず。

 

ふとそんな欲を満たすことに飽きるとき。それが本当に自分の人生を歩み始める時なのではないだろうか。

 

もちろん「欲」は決して悪ものではない。

欲は僕らの大切な原動力だ。

そしてそれは僕らを色んな人間にしてくれる。

あとは「なに」に欲を向けるか、ということだ。

 

僕らは鎖で社会と繋がっている。

日々、疑いもなく、その鎖を強くすることに懸命だ。

 

だけど、心の片隅で芽生えた「飽き」という感情のささやきに耳を傾けると、その鎖を強くすることではなく、繋がれた鎖からの解放を欲している自分がいた。

 

鎖を強くするために生きるのではなく、外すために生きることが大切だったんだ。